02/04（土） 新宿NAKED LOFT
シェイディ−？！
謎のユニット、サボテンブラザーズ、ライブデビュー！！
サボテンブラザーズ（大矢侑史、KAZ ユニット）
オープニングアクト：アコースティックG.D.FLICKERS
2006年最初のライブはアコースティック。しかも、サボテンブラザーズというユニットのオープニングアクトだった。
場所は新宿の職安通り沿いのNAKED LOFTという、通りに面している部分が大きな透明なガラスになっているというつくり。こじんまりとした、後方の柱がちょっと邪魔（笑）で、少し風変わりなライブハウスだった。何せ、歩道を歩く人から、中が丸見えなのだから。
「こんばんは」とJOEさん。
長いことやってて、こんな「半分路上」（By JOE）というのは初めてだと。少し戸惑っているようにも見えた。メンバーもみんな、心持ち外を気にしているような...。時折、外を見て、道行く人に手を振ってみたり（笑）。
「こんな形で今年初めてのライブをするとは思いませんでした」と。そして1曲目は「赤い血よめぐれ」で始まった。
最初に「こじんまりとした」と書いたが、一番前の席とJOEさんのマイクの位置なんかは、1メートルもない位。当日はお客さんがイス席だけでなく、立ち見もたくさん。満員御礼状態。身動きするのも大変そうだった。
オープニングアクトという位だから、2,3曲かなと思っていたら、時間もたくさんもらえたようで、MCも入り、終止ゆったりとした雰囲気の中、進行していった。
2曲目は「LULA」。ギターの間奏の部分とか、あと、ちょっとしたところとかが、今までと違ったアレンジだったような気がした（詳しくないんで、「気がしてる」だけかもしれないけど）。かっこ良かったな。3曲目が終わって、またMC。オープニングアクトなのに、そんなにゆったりとしてていいの？（ワンマンの時のような、時間的余裕を感じてしまった）と、こちらが心配になるくらい。いや、そんな心配、楽しくてすぐに忘れたけど（笑）。
3月のLa-mamaでのワンマンの告知とか、4/13にLOFTの30周年記念のライブにラクリマ・クリスティと一緒に出ることになったので、その告知。JOEさんが話していると、その後ろでHARA-chanのドリンクをDEBU-chanが飲み干してしまうというアクシデント（笑）が繰り広げられていた。で、LOFTの方は、チケット代金がいつもより高いという話になったところで、AMIさんが「2回行ける」と発言。JOEさんがそれに応えて「1回半くらい」だと（笑）。そして一笑いとったあとに「LONELY GOOD DAYS」。「西新宿で」。やはり何か違う気がするなぁ。思えば、G.D.として全編アコースティックライブというのは、ここ数年の間では「抱瓶」を除いてはなかったんじゃないだろうか。
去年８月の「楽や」でのライブは、AMIさんとDEBU-chanはゲスト扱いだったし。そしてまた今度は「抱瓶」のライブとは違った感じ（靴はいてるから？）。そんな思いを他所に、3回目のMC。前日の3日がDEBU-chanの誕生日だったので、「誕生日おめでとう！」と拍手のプレゼント。そこからひとしきり年齢の話。G.D.のメンバーの中では、現在、DEBU-chanとAMIさんが30代。JOEさんが「早くこちらへおいで」と手招きしていた。客席から年齢を問う声がすると、JOEさんは「43（才）だ！」。HARA-chanは「42（才）だ！」。そしてHAKUEIさんの番。なぜかJOEさんが「44（才）だ！」と答えていた（笑）。「イヤイヤイヤ」とHAKUEIさんが即刻否定していたが（笑）。JOEさんとHAKUEIさん、同じ年なのに。たった２ヶ月、HAKUEIさんの方が早いだけなのに（笑）。
残り時間も短くなってきたようで、サボテンブラザーズを見に来たお客さんに向かって、「もう少しだからね」とか言ったりして。「Party Allnight」「DON'T BE SILLY」、そして最後に「もっとやさしく」。歌い始める前に、サボテンブラザーズについて少し話した。大矢侑史さんと、クールロッズのKAZさんのユニットとして聞いていたが、どうやらメンバーはかなりの大所帯だそうで。「どうもありがとう！アコースティックG.D.FLICKERSでした！」
そして、2006年最初のライブは幕をおろしたのだった。
サボテンブラザーズ
大矢侑史さんとクールロッズのボーカルのKAZさんのユニット。二人とも、JOEさんの店の常連さんで、呑んでる内に意気投合し、一緒にやろうと盛り上がったのがきっかけだとか。それから今回のライブが実現するまでに、数年が経過したらしい。
ライブ中は、大矢侑史さんがしゃべりっぱなし。何度かライブを見ているが、今回のようなテンションが高いのは初めてかもしれない。最後の方で、この日、ギターで参加していた木村秀穂さんが、「俺に一言もしゃべらせない気か？！」と怒っていた（笑）。
曲はカバーと、それぞれの持ち唄。KAZさんがメインで唄った曲（タイトルが「ひとり」だったか「ひとつ」だったか忘れてしまった）が、すごく良かった。また聞きたいなと思った。