「錦・魁・男道　vol.2」、30%LESS FAT主催のイベントに、４バンド中３バンド目に出演。TOPのスニーカーズだけは初見だったので、どんなバンドかと思っていたら...若いバンドさんでした。何せ、ボーカルの人が、高校生の頃に「SHAKE!」を予約して買ったとか。G.D.を好きだったらしいです。バンドスコアも持ってますとも言っていたり。ベースがウッドベースの、ロカビリー（ちょっと違うかも？）な感じのバンドでした。
　そしてゲンドウミサイル。以前、他のバンドとの対バンで見た事があり、その時に聴いた「池袋！」と連呼する曲を、今回も聴けて嬉しかった。相変わらず、面白いバンドでした。
　そしていよいよG.D.の出番。いつものSEの流れる中、メンバーが出て来る。HARA-chanのサングラスに目が釘付けになる。インパクト強過ぎ！衣装よりもサングラスに目が行ってしまう。DEBU-chanがドラムセットに中に納まったのに気付かなかったくらいに（笑）。そして赤いジャケットに身を包んだJOEさんが登場。
　１曲目は「DON'T BE SILLY」だった。続いて「Party Allnight」。昨年はアルバムを出したせいか、「DRIVIN' BOOGIE」で始まることが多かった気がするが、今年に入ってからのライブ（私が参加したライブに限る）は、同じ曲で始まったことがないような気がする。「Party Allnight」は、このところ毎回SET LISTに組み込まれているが、前に演奏される曲によって、聴く度に少しずつ受ける印象が違って来たりする。何か良いなぁ、新鮮で。
　１回目のMCは、挨拶代わりに年齢の話で喜ぶ方が、若干１名。TOPのスニーカーズを除くと、出演者の方々の年齢が高いようで（笑）。JOEさんが「40代の祭典だ！」と叫ぶと、AMIさんが自分のことを指差し、「若い方！若い方！」と喜んでいた。30代後半が若い方ってのはいったい（苦笑）。そんなAMIさんを横目にJOEさんが「お客さんも、まあまあ、まあまあでっしゃろ？楽しんで行きましょう！」と。JOEさん、「まあまあ」っていったい？言葉を濁らされると、思いきり含む所があるようで気になるのですが（苦笑）。
　３曲目は「地下室の伝言（DEAD・TIME・BLUES）」。もう何十回となく聴いてるけど、やっぱHAKUEIさんのギターはかっこいいなと思ってしまう。
　４曲目は最後の方でJOEさんが着ていたジャケットを脱いでステージの袖に向かって投げた。投げたのだが、ちょっと高く上がり過ぎ、ライトに引っ掛かってしまった。丁度、HAKUEIさんとAMIさんの間くらいに。びろーんと下がっているジャケットは何とも言えず（苦笑）。曲が終わってAMIさんが「残念だったねー」と。スタッフの女性が取ろうとするも、なかなか取れず、JOEさんが苦笑いしながら「脚立お願いします」。結局、AMIさんが引っ掛かったジャケットを取ってあげて、一段落となったのでした。
　で、気を取り直してJOEさんが話し出した。PHASEは久し振りで、とごく普通に始まったと思ったら、いきなりとんでもない告白をしてくれました。「大阪でも告白しましたが、アル中になりました（笑）！」はい？！つい、JOEさんにつられて笑ってしまったが、ほんの一瞬、PHASEが静まり返り、ハッと我に返る。笑っていところなんでしょうか？いや、ステージで言うくらいだから、笑っていいのか？と一瞬の間にいろいろな考えが浮かぶ中、AMIさんもJOEさんも「笑うとこよ」と言ってくれたので、安心して笑えました（笑）。いやぁ、もう、驚かさないで下さい。シャレになりませんから！で、そこからJOEさんの酔っぱらった時のエピソードが始まり...何とJOEさん、空を飛べるそうです。で、本当はパーマンなんだそうです（笑）。何でスーパーマンじゃなくてパーマンなのかは謎ですが（笑）。「きっとね、パーマンなんよ（笑）。今日は赤レンジャーなんですけどね（笑）」とこの場を締めて、HARA-chanのカウントと共に後半に突入。
　激しめの曲を３曲。そう言えば、今回のJOEさんはステージを縦横無尽に動き回って、とてもパワフルだった。ラスト３曲に関わらず、いつもより動きが激しいと思えるのは、ステージが広いせいだろうか。一時もじっとしていない感じ。
　「枯れた桜の木の下から」、曲が進行していくにつれて、どんどん演奏が盛り上がりを見せる。どんどん激しさを増す演奏。ドラムに負けないくらい激しくベースの弦を叩くAMIさん。JOEさんがそれぞれメンバーに向かって、もっともっとと身ぶりで伝える。右手をひらひらと斜め上方へ、もっともっと盛り上げて。それに応えて息を飲むような、熱く激しい演奏が続く。JOEさんもハープを吹く。やがて終わり向けて演奏が終結して行く。JOEさんのかけ声があって、ゆっくりゆっくりと。やがてDEBU-chanのドラムで締めくくられた。
　演奏を終えて、ライブを終えてのメンバーの見せてくれた笑顔は、最高にカッコ良かった。