11/24（月） 市川 Club GIO
"too much"
C/W PIRANHA,COOL RODZ,CHUCKEY,IGGY
「行くぜ！」とJOEさんの第一声で１曲目の「Party Allnight」が始まった。久しぶりのライブは、今年いっぱいで閉店となる市川CLUB GIO。
ここで見るG.D.のライブは何年ぶりだろうか？
GIOの高くて広いステージを激しく動き回るJOEさん。今日は赤いジャケットで登場だ。HAKUEIさんは黒のジャケットにリーゼント、HARA-chanは白く、フリルのついたブラウスに黒に白い水玉のベスト。DEBU-chanは...何の模様だろう？岡本さんは黒の革ジャン。髪も黒くなって、前髪を下ろしていた。
やはり、ステージにいるJOEさんを見てると、役者として舞台に立つJOEさんも良いけれど、やっぱり唄ってくれなければ！と思う。今立っているそこは、JOEさん、そしてHAKUEIさんやHARA-chan、DEBU-chan、岡本さんの為の場所だと。
２曲目は「夢のナイフで」。ベースソロは今までになく長く、とりあえずは今年はこのGIOで最後となる岡本さんのベースを堪能した。HAKUEIさんとの掛け合いも楽しかった。これもしばらくは聞き納め。それから最初のMCでJOEさんいはく、岡本さんのサポートは「一応」「今年は」これが最後とのことだが、ことさら「一応」と「今年は」を強調していたあたりに...何か含むものがあるのかないのか（笑）
「明日のブギー」から「地下室の伝言（DEAD・TIME・BLUES）」まで３曲続けて、２回目のMC。イベントで、５バンド出演とあってさすがに持ち時間が少ないので「余計なことはしゃべりません」とJOEさんが宣言。でも「俺のナイスなトークが聞きたい人は、ワンマンライブに来て下さい」と宣伝は忘れなかった。そして、後半へ。
「戻れない」から「テロリスト」へといく時に、後ろの方から「キャー！」と声がした。この曲もホント、根強い人気をもっているんだなと実感。「テロリスト」の次は「RELATION」。今、曲名を並べて書いていて、同じバンドとは思えないなと改めて思った。でも、どちらもG.D.の味なんだよな、とも。
そしてとうとう最後の曲。「もっとやさしく」のイントロでJOEさんが「楽しんでくれてありがとう！よく出来ました、マル！」と叫んだように聞こえたのだが、さて、どうだろう？
G.D.のライブが終わり（あっという間だった！）、５バンド全て終了。イベントだからアンコールは無しかなと思いつつも、アンコールを求めて拍手を続けていると再びステージに戻ってきてくれた。
G.D.のメンバーと、本日の主催でありPIRANHAのボーカルのKoREDSさん、そしてKOOL RODZのボーカルのKAZさんがJOEさんの紹介によってステージへ。二人を迎えての「Born To Lose」！！！KoREDSさんがとても楽しそうに嬉しそうに見えたのは気のせいだろうか？いや、気のせいではないだろう（笑）
やっぱり、イベントはこうでなくては！と思わせるアンコールが凄く嬉しかった。
曲が終わり、メンバーがステージを去っていく中、一番奥にいた岡本さんを待っていたかのようにDEBU-chanがドラムセットの奥から出てきた。そしてDEBU-chanが岡本さんに向って手を差し出して二人は堅い握手を交わしていた。
何だか急に実感がわいてきた。
岡本さん、今までベースのサポートをありがとうございました。ひとまず、今年はこれで見納めですね。
久々のG.D.のライブ。嬉しくもあり、楽しくもあったけど、GIOも岡本さんもこれでしばらく見納めかと思うと淋しくもありました。でもGIOでライブが見られて良かった。
このイベントを主催し、GIOでG.D.のライブを見る機会を与えてくれたPIRANHAに感謝を込めて、そして、今までサポートベーシストとしてG.D.を助けてくれた岡本さんにも感謝を込めて、そして、出演バンドの方々、あの時のGIOにいた人達にも感謝を込めて、楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。GIOでの良い思い出がまたひとつ増えました。