TOPAZ、ジムノペディア、そしてG.D.FLICKERS。ロックンロール満載。（TOPAZのボーカルは、ライブ前にG.D.のＴシャツを購入し、ステージで着用。）
ジムノペディアが終わりG.D.の出番。幕が開き、SEがフェードアウトし、ゴングが３カウント。先日のLa-mamaのライブを思い出した。何も言われないけれど、MARRYさんに黙祷を。
頭２曲はNEW ALBUMから。３曲目は「夢のナイフで」。最初から飛ばしてくる。この曲のベースソロで今回のツアーのサポートベーシストの岡本さんを紹介。豹柄のシャツを着用。後々のMCで、VOGUE近くのアーケードで399円で購入したと叫んでいた代物。JOEさんは黒の革ジャン、HAKUEIさんは迷彩地のHELL KILLYに黒革のベスト、HARA-chanはピンクのHELL KILLY、DEBU-chanは黒いシャツを着用。そうそう、HAKUEIさんは髪の毛をブリーチし、ストパー（？）で、TOKYO YANKEESのUDAさんのような髪型になっていた。
最初のMCでは久しぶりの宇都宮のお客さんにまずはご挨拶。そして、８月１日に出したNEW ALBUMの店頭在庫をチェックをしてきたらしく、パルコのタワーレコードには置いてあると報告。そして次曲「ルージュの伝言」を紹介。続く２曲もNEW ALBUMから。そうそう。JOEさんが言っていたのだが、この曲はユーミンが「荒井由美」時代に矢沢永吉の気を惹こうとしてしてつくったそうだ。余談だが、自分は今までマトモにこの曲を聴いたことがなかった。タイトルだけは知っていたけどね。G.D.のこのアルバムで初めてフルでちゃんと聴いたという...余談です。
次も３曲中２曲がNEW ALBUMから。「My Sweet Room」を聴くといつも暖かな気持ちになれる。何気なく過ごせる「日常」こそ大切なのかもしれない。何とか失う前に見つけたいものだ。
このMCでは今後の予定を。宇都宮のお客さんにそんなに遠くないので、９月２８日のツアーファイナル、目黒鹿鳴館には「どうぞお出で下さい」とJOEさん。そしてこれまでのツアーの話を少し。８月後半から、広島から九州、そしていきなり仙台というツアーをこなして来た。九州３DAYSのラスト大分から仙台へ。その距離はおよそ1,500キロとか。HARA-chan「そんなに走ったんですか？大変やなぁ。」と。で、その大分の翌々日の仙台のブッキングはCHARISMAの竹入さんが「大分から仙台、大丈夫、行ける行ける」と、したそうで...で、そうは言ったものの、心配になったらしく、CHARISMAもツアー中でありながら、１人新幹線に乗り仙台まで見に来たそうだ。
そして、後半は「明日のブギー」で始まり「戻れない」で本編終了。新曲もかっこいいけどやはり「BAD IS FUN」等の馴染みの曲もかっこいい。今回は３バンドだけの出演だったので曲数も多く、アンコールもあったのが嬉しかった。アンコールは２曲。１曲目の「COME IN TO ME」は、JOEさんの「何やりましょう？」との声にお客さんがリクエストしたもの。今回は聴けないのかなと思っていたところなので嬉しかった。
ロックンロールを満喫。まさにそんな感じ。はるばる（？）炎天下の最中、バイクを走らせて宇都宮まで行った甲斐があったというもの。あまりの暑さにＴシャツが汗でビショビショになり、果ては塩を吹いたという...ライブ前に着替えてしまったという...せっかく紺のINDEPENDENT ROCK'N ROLL Ｔシャツを着ていたというのに。
帰りはG.D.の曲を歌いながら、道を間違えつつ、時折風に煽られ流されそうになりながら、午前１時前に無事帰宅。たかだか往復300キロの旅を終えたのだった。