２月のNEST SALOON以来のG.D.のライブ。4/26の「THE COVER」はメンバー全員が出演したがバラバラだったので、ここ最近のライブのペースを考えると久しぶり。
休日なのにたくさん集ってくれてありがとう、とJOEさん登場。そして、まずは５月３日に誕生日を迎えたMARRYさんと、La-mamaの２０th を祝って『HAPPY BIRTHDAY』から始まった。HARA-chanがアコギを持ったまま、２曲目は『LULA』。始まりはなかなか穏やかに、アットホームな感じに。こんな感じで進行して行くのかと思いきや、そんなワケはなかった。マイケル・モンロー率いるハノイ・ロックス再結成を記念して、JOEさんが「昔は日本のハノイ・ロックスと言われた俺達が唄ってやります。」と『炎のドライビン』を！ここからはもうガンガンに突き進む。『Workin' Dreamer』は、息が切れました(^_^;; そしてＭＣ。今はレコーディングの途中だというG.D.。ＣＤの発売日がほぼ 決定したようだ。（ほぼ、というのはJOEさんが「８月の１日...２日、あるいは３日。」と言ったためです。）それから、聞き間違えていなければ、８月の最初の日曜日に発売記念のライブをするとも言っていたので、８月頭には出るのでしょう。１３年ぶりのインディーズからのアルバムで、通算１３枚目だそうだ。
そんなこんなで、ここで録音が終わったという、HAKUEIさん作曲の新曲を１曲披露。タイトルは『西新宿で』。移転前のロフトを思い起こさせる。歌詞を、耳で聞くだけでなく目でも追ってみたい。しかし、しみじみと感傷に浸っているヒマはない。バラードでもないしね。『地下室の伝言』、『夢がねじれた悪漢たちよ』がと休む間もなく続く。その後はまたまた久しぶりの『BLUE』と『TOO MUCH HOT CITY』 。『BULE』を聴くとバイクに乗りたくなるあたり、自分はほんと単純だと思う。まっすぐな道を飛ばしたい。うーん、気持ち良さそう！『TOO MUCH HOT CITY』の見どころ、聞きどころは、ラストのHARA-chanのソロでしょうか。長い長い。HAKUEIさんの合図が出ないと終われない。ステージでそれはもう激しく弾きまくるHARA-chanに背を向けたJOEさんが、HAKUEIさんに向かって胸の前で指をすーっと真ん中から外側へ広げて行く。それはよくＴＶでADさんが時間を引き延ばして欲しい時に使うジェスチャーに似ている。で、JOEさんもHAKUEIさんも笑っている。ということは、やはり.....。HARA-chanがHAKUEIさんの方をとても気にしている。ちょっと顔がひきつって見えるのは気のせいだろうか？で、HAKUEIさんはもちろん終了の合図は出さない。思う存分ソロを弾かせてやりたいという親心？親じゃないけど（笑）。いや、もう。熱いのなんのって。La-mamaの空調って、こんなに弱かったっけ？と思うくらい。汗がしたたり落ちて来る。そして一息付く間もなく『Born To Lose』が始まる。
なじみの曲ばかりなのに、順番が違うだけでこんなにもライブの印象が違うものかと毎回思うのだけれど、今回は特にそう感じた。新鮮！１曲始まる毎に驚いている自分がいる。『SECRET GAME』 では今回は少し褒められた。ちょっと嬉しい。で、JOEさんのいつもの（笑）「簡単な英語」発言の時、ちょうどHARA-chanの前方で柵に足を掛けてステージから身を乗り出していたJOEさんが、HARA-chanに背中を押されてよろける場面が見られた。とうとうHARA-chanも反撃に出た？（笑）『RADIO G.D.』では、「まだまだボリューム上げろ！」とJOEさんが煽る。『PINK-HIP-GILR』で「バーカ！」と叫ぶのは結構気持ちの良いものだ。そして本編ラストは『ロックンロールの自殺者』だ。さっき拭いたばかりなのにまた汗が流れてくる。カメラのフィルムを交換する時にカメラ内部に汗が落ちないかと心配になるほど。
ステージから楽屋への細い通路をメンバーが歩いて行く。姿がまだ見える内からアンコールの声が起こる。もう、そのまま通路の途中から引き返して来てくれればいいのに、位の勢い。やがて着替えたメンバーが登場。すぐさまカウント、『Don't Be Cool Down』が始まる。続けて『BAD IS FUN』 。そういえば、本編で歌ってなかったことに今さら気付く。好きな曲なのに。そんなことにも気付く隙を与えないSET LISTだったってことか。２曲演奏してあっさりと退場。でも、これで終わりにできる訳がない。なので、またまたアンコールの声が起こる。そして「ありがとう！」とJOEさん登場。今回はやらないのかと思っていたセルフカバーをここで。「約束じゃないので盛り上がったらやろうかと思っていた」そうだ。今回は『MONKEY-TRICKS』 。これがまた！ファンキーなアレンジでかっこいい！HAKUEIさんのギターがもう最高！いつもこのセルフカバーのコーナーで取り上げられる曲には驚かされてばかりだ。HAKUEIさんのギターソロの途中、しかもセンターへ出て来たあたりで突然演奏がストップ。HAKUEIさん、「え〜〜〜？！」だって。思わずこちらも一緒になって「え〜〜〜？！」と叫んでしまった。で、演奏再開。次はファンキーな『MONKEY-TRICKS』から渋く『枯れた桜の木の下から』 へ。アンコール２回目はこれで終了。SEに『HAPPY BIRTHDAY』が流れる。これで終わりかとも思ったのだが、久しぶりだし、もしかしたら出て来てくれるかもしれないという気持ちを捨て切れず、再度、アンコール。来ているお客さんもまだまだ聴きたいという気持ちの人が多かったのだろう、アンコールの声が大きくなる。しかし、それでもSEは止まらず、とうとう『HAPPY BIRTHDAY』が終わってしまった。もう無理なのかなと思った頃、灯りが消えてメンバーが登場！DEBU-chanがセンターマイクで「大サービスで１曲だけ」と言うとドラムセットへ。JOEさんが「（Ｔシャツを）もう、脱いでたんやで！」と言っていた。で、視線を少し横へずらすとそこには既に脱いでいて上半身裸なHAKUEIさんの姿が（笑）。JOEさん再度発言。「（HAKUEIは）脱いだままです。」そしてこれからのライブの予定。「８月の最初の日曜日には、ぜひここに余分なお金を...￥2,500位かな？持って来て下さい。」と。HARA-chanが横から「それ、ＣＤのお金？」と聞くと、「そう。」とJOEさんが答えていた。８月が楽しみだ。そしてJOEさんの「最後に１曲！」との声で『もっとやさしく』が。
久しぶりのライブ、しかもワンマン、しかもLa-mama。ＣＤの発売日もほぼ決定したのがわかったし、新曲も聴けたし、ライブは楽しかったし、熱くなれたし。言う事なしの１日。いや、4/26のJOEさんプロデュースの「THE COVER」から始まり、5/5のワンマンライブで終わって、自分的にはGOLDEN WEEKというよりもG.D.WEEKという感じかな。（G.D. WEEK：命名は岡山の知人）
VIVA！G.D. WEEK！ということで。今回も楽しかったです。