【前説：DENIMS...TAKEIRI（CHARISMA）＆AKI（d.p.s）】
HARA-chanのカウントから、懐かしくもお馴染みの曲達からスタートした、2002年最初のワンマンライブ。前説の楽しくまったりとした雰囲気が変わった。
今年に入って早くも３回目のライブ。前２回はLa-mamaと大分TOPS。これがまた楽しかった！この後は2/9のNEST SALOONを終えるとしばらくライブがないという。今日は以前にも増してお客さんが多かったような気がした。しばらくライブがないからというよりも、今までのライブが楽しかったからだと思う。
さて。ライブ３曲目。ステージで所狭しとJOEさんが動き回る。両サイドまで来てはアンプに足をかけ、身を乗り出して唄う。革ジャンの匂いがする位近くまで！HARA-chanもギターを弾きながら華麗にターンを決めまくる。短い挨拶を終えるとまたまたHARA-chanのカウントで「Don't Be Cool Down」。HARA-chanのカウントって、かっこいい。何がどうって聞かれると返答に困るけど。HARA-chanのギターはもちろんだが、カウントも好きといったら笑われるだろうか。LOVE SONGが２曲続いて、次が「BORN TO LOSE」自分の中ではライブの後半に唄われる曲という印象が強いので驚く。まだまだ序盤にもかかわらず、かなりの盛り上がり。この曲はHAKUEIさんのシャウトも聴けるので好きだ。
２回目のMCでは、JOEさんがTVカメラ（アド街ック天国）が入っているといって、カメラマンを紹介。「お名前、何でしたっけ？」と事前に顔合わせがあったかのような口ぶり。でも実はこの時が初対面。「お名前何でしたっけ？じゃないだろ？」とHARA-chanに突っ込まれていたJOEさんであった。
次はJOEさんいはく、「大人なロックンロールを２曲程。重い感じで。」そして、「久しぶりに。聴いた事ない人もいっぱいいると思いますけど、雰囲気で感じて下さい。」とのコメントの後で始まったのが「Good-Bye S-Class」本当に久しぶりに聴いた。去年なんかは一度も聴いてないかも。というか、もしかしたらMARRYさん加入以来初めてかもしれない。聴ける曲が増えるって、いいっすね。
さて。３回目のMCでは誰もトリビュートをしてくれないので自分達でやることにしましたといって、セルフカバーを２曲。今まではワンマンライブの度にアレンジを施された曲達を聴いてきたが、どれもこれもかっこいい。今回もかっこ良くアレンジされた、お馴染みの曲「風向きは変わる〜I'll take a chance〜」はそのまま音源に残したい！と痛切に思いました。
セルフカバーのコーナーが終わると、またまた飛ばしていく。次は「STOP OR TRY」から勢いのある曲が続く。そして、「SECRET GAME」。サビ部分をみんなで歌う。ちょっと声が小さかったのか、JOEさんが「（歌詞が）わからへんか？」と。「もう一度！」繰り返し歌うと、「今日は割と 良いです。」と言ってくれた。とここでいきなり関係者席で見ていたタカさん（ラクリマ・クリスティ）を紹介したかと思うと...「１回ちょっと頼みがあるんや。ヤツ（タカさん）の顔見て思い出した。」何を言い出すのかと思ったら...『手扇子』をやって欲しいとのこと。ビジュアル系のライブで良く見られるアレです。「やってもらってみたいの」とHARA-chan。「お願いしま〜す！」「詳しいことは、ようわからへんのやけど、ちょっと若い人、やってみてください。」「あの、内側からこう（JOEさんのゼスチャー付き説明）、くるヤツですわ。ニューロティカはこう（両手を上に上げて左右に振っている）ですよね。CHARISMAはこうですよね（頭を激しく振る）、こーゆーのをいいですか？今日だけですわ。みんなも年やと思いますから。」するとHARA-chanがJOEさんに向かって、「失敬だな、君！」と。それでもJOEさん続けます（笑）。「みんな無理があると思いますから、みんな若返ったつもりで（笑）。ビジュアルバンドを見に来たつもりで、お願いしますよ！」そして、JOEさんのご要望通り、『手扇子』をしながらのコーラス。「気持ちええわ、これ！」「気持ちいいです、ありがとう！こっからは年相応にいきましょう！」と、こんな風に普段はやらないことをやらせて頂きました。JOEさん、喜んで頂けて何よりっす。自分はJOEさんのおっしゃる通り、かなり、無理クリでしたが（笑）。
そして、「DAISY」から「BAD IS FUN」へ。考えてみると、「DAISY」はファーストアルバムの、「BAD IS FUN」は現時点では一番新しいアルバムの収録曲。約１０年もの開きがあるけれど、それを一緒に聴けるなんて...嬉しい。それから「RADIO G.D.」と続き、ラストは何と「SOMEDAY」！あっという間に終わってしまったと感じたのは「SOMEDAY」だからだろうか。速い曲やからね。でも、まだまだ。これからアンコール。La-mamaの細い通路をメンバーがやってくる。アンコールで出てきたDEBU-chanに向けてクラッカーが鳴る。２月３日の誕生日を祝って。おめでとうコールが落ち着く頃にJOEさんが赤いジャケットをひっかけて登場。懐かしい！そして、「曲を知っている人は一緒に歌って下さい。知らん人は手拍子だけでもあげて下さい。」「３５才、四捨五入すると４０ですね。」と。G.D.の「HAPPY BIRTHDAY」をDEBU-chanのために歌った。それから、今年からJOEさんとHAKUEIさんの誕生日は祝わなくてよいそうです。っていうか、祝うな！と言ってました（笑）。HARA-chanの「それはどーいうことかな？」との問いにJOEさん、「もう、わからしまへんねん。いくつか。」と答える。するとHARA-chanに「いーや、わかる！俺が今３７やから、アンタ今３９やろ！」と言われたり...。
「HAPPY BIRTHDAY」の次には「LULA」。その後は一度下がるはずだったらしいのだけれど、JOEさんが「続けてやろか」と、そのまま３曲目、「夢のナイフで」。そして前説の最中から飲み続け、かなり良い感じになっていたDENIM'Sの二人をステージへ呼び、「ROCK'N ROLL WIDOW」を。前説の時に飲んでいたボトルはすっかり空いてました。竹入さんは「べろべろや、やばいねん。」とか何とか言いながら。AKIさんは「コルァー！」とか叫んでるし（笑）。で、「ROCK'N ROLL WIDOW」です。盛り上がりました。ものすごく。
そして、アンコール２回目。次回のワンマンライブの日程の発表（5/5！La-mama！）があり、すぐさま曲に。何と「AGAINST THE WIND」！まさか、ここで聴けるとは思わなかったのでびっくり。すっげー、懐かしい！G.D.のライブに行き始めた頃は結構ライブで聴いたな。そして、ラストは「A Rebellious Hero」
終わった〜！全２４曲。一仕事終えた後のような達成感と爽快感。やっぱりライブ最高！G.D.最高！そして、遅くまでライブをさせてくれたLa-mama、最高！
そしてアンケートを書いて、いつもの坂道をニヤケた顔をしながら帰ったのでした。