C/W NEW ROTE'KA / CHARISMA
まさか本当にやるとは思わなかった。しかも、自分が行くとは思わなかった。「らがー祭り」in 大分。本日の出演順は、CHARISMA-＞G.D.FLICKERS-＞NEW ROTE'KA。各バンド、普通にライブをして、最後にSESSIONがあって終わりかな、と考えていたが、どうやら彼等を少々あなどっていたようだ。いつも通りのライブの中に、さすがは「らがー祭り」だけあって、「LAGER featuring」のコーナーがあった。G.D.とロティカ、それぞれのバンドをバックにLAGERさん熱唱！なかなか見られないです。しかも、ひとことのご挨拶付き！あんなに長く話すLAGERさんは初めて見た。歌はカンペを見ながら真剣に歌っていた。また、そんなLAGERさんの姿を見るメンバーの目の優しさといったら...LAGERさんたら幸せもの！って感じでした。
で、G.D.のライブ。最初はJOEさんとHAKUEIさんとHARA-chanの３人だけが出て来て、LAGERさんの為に「Happy Birthday」をアコースティック・バージョンで唄った。この日のG.D.は残念ながらモヒカンではなかったけれど、JOEさんが最近では珍しく髪を立ててしっかりアイメイクまでしていた。もしかして、すごく気合いが入っている？出て来た時、思わず目が釘付け（笑）。「おめでとう、LAGER！」と３人でかっこ良く決めた後は、「いつもはこんな髪型じゃないですから。今日だけですから」と断わりをいれつつ、DEBU-chanとMARRYさんも登場してライブの始まり。
「地下室の伝言（DEAD・TIME・BLUES）」と「夢がねじれた悪漢たちよ」はアルバム「Second Stage」から、「夢のナイフで」は「CHANGES」から。創られた時期は違うのだけれど、聴く度に自分に力を与えてくれる曲達。
２回目のMCは、あらためて大分の方々にご挨拶。前に来たのはおよそ８年くらい前だとか。お客さんに向かって「みなさんまだ子供だったと思います。俺もですけどね。」と、最後の一言に関してはHARA-chanから突っ込まれていた。そして、前回に続いて今年のテーマということで「腰を振れ」とのこと。今日は「らがー祭り」なので「LAGERのために腰を振って下さい」とのこと。
次は最近聴く事が多くなって嬉しい「STOP OR TRY」から「枯れた桜の木の下から」へ。このノリがたまらない。特に「枯れた桜の木の下から」は！UPテンポの曲やバラードとも違って、こういう曲も聴けるのがG.D.のライブで嬉しいことの一つ。
さて、３回目のMC。「こんな感じもたまにはいいでしょう」とは、CHARISMAとNEW ROTE'KAのファンに向けられた言葉でしょう。本日はNEW ROTE'KAの大分2DAYSの２日目であり、CHARISMAのドラム、LAGERさんのお誕生日（正確には前日）の「らがー祭り」なので。
「らがー祭り。ここでLAGERが出なきゃだめじゃん」とJOEさん。ということで、LAGERさんを呼んで１曲。出て来たLAGERさんにマイクを渡して「LAGER WITH G.D.FLICKERSでやってもらいましょう！」渡されたマイクを持って、まずはLAGERさんから一言。「すみません、お楽しみのところを」するとHARA-chanが「おめでとう」と声をかけた。LAGERさん、恐縮しながら、ありがとうございますをくり返す。「お願いします。１曲歌わせてもらいます。すいません。」と言った時に、客席の後ろの方からCHARISMAのリーダー、竹入さんの暖かいご声援が...「もっとしゃべらんかい！！」その声にすぐさま反応して「はい！」と答える律儀なLAGERさんでした。でもその後、すぐに曲に入ってしまいました。カンペを見ながら一生懸命歌うその姿は微笑ましく、またそれを見るG.D.のメンバーの眼差しも暖かかった。後半にはJOEさんも出て来て、HAKUEIさんのマイクでコーラス・パートを歌うという場面も。これもらがー祭りならでは？そして、１曲歌ったLAGERさんを拍手で送りだした後、さらにROCK'N ROLLなライブは続く。
「BAD IS FUN」が終わって「ROCK'N ROLL WIDOW」が始まる頃、後ろの方からどんどん人が前にやってきた。何だか嬉しいね。こういうのって。知らない曲でもノレるけど、知っている曲ならなおさらノレる。CHARISMAのファンの人もロティカのファンの人もノリが良くて楽しかったし。
LAGERさんが出て来て１曲歌った以外は、G.D.のいつものライブなんだけど、それでも少し違った雰囲気に感じられたのはやはり「らがー祭り」だったからだろうか。全体的に「おめでとう」の雰囲気が出てるような気がして。出演者もみんなこのイベントを楽しんでいるのがとても伝わってくるようなライブだった。
G.D.のライブが終わって次は、「普通はやらないだろう」大分2DAYSを見事にやってのけたNEW ROTE'KAの登場。（竹入さんいはく、単発でライブするのもそうそういない）あっちゃん、最初はすいかマンで登場。１曲歌って着替えてまたステージへ。大忙しだ。MCではネたが滑ることさえもネタにする。「ロックンロール風俗パート２」ではCHARISMAの竹入さんが登場して（その前に間違えてLAGERさん登場、そして戻された）、熱唱していった。あっちゃんと二人で「ありがとうー」と振りを決める姿はなかなかの見物でした。楽しかったっす！
数少ない知っている曲の中でも、好きな「アイキタ」とか「絶体絶命のピンチ」を聴けたのは嬉しかった。いや、曲知らなくてもノレるので楽しいんですが。ただ、あっちゃんにマイクを向けられた時には正直困りました。だって、知らない曲の時だったし(^_^;; ハタから見て、ノリは良かったんでしょうね。あ、そうそう。忘れちゃいけない。ドラムのNABOさんは、この日のためにモヒカンにしました。ドラムセットの影になって、自分の位置からではあまり見えなかったけれど。残念。
さて。ここでまた本日の主役、LAGERさんの（再）登場。あっちゃんいはく、「今日、日本一忙しい芸能人」だそうです。ロティカの曲の「悲しきラガー」を「１！２！３！ダー！」のかけ声とともに歌い始めた。そして、歌い終わるとロティカのメンバーも一緒にステージから掃けていってしまった。え？もう終わり？と思いながらもアンコールをかけると出て来てくれて２曲歌ってくれた。そして今度こそ終わり。でも、何かやってくれそうな気がして再びアンコール！すると、アンコールの声に応えて「はい、はーい！」と出て来たのはCHARISMAの竹入さん。SESSIONをやるということで、SESSIONメンバーを呼びこむ。３バンド混合の、なんて豪華な顔ぶれだろう。そして、今回は「らがー祭り」。なので、普段だったらドラムとして参加のところに、今回はボーカルとして参加。「別府のウツノミヤ タカシ君です。」と紹介されて堂々の登場。あっちゃんの「日本一忙しい芸能人、今日のこの気持ちを一番誰に伝えたいですか？」との質問に「お母さん」と答えるLAGERさん。（御両親はご旅行中ということで、会場にはいらっしゃっていませんでした。）「涙ぐんで怒っていた」と言われていたけれど、果たして真実かどうか...。
そして、SESSIONメンバーで「for promise」。JOEさんがまた竹入さんのモノマネで「こんな曲があります...（この間が大切！）for promise」と紹介。そうとう気にいったと思われます。このモノマネ。歌い出してLAGERさんの番、少しあやういところではメンバー全員ががっくりとコケて見せるという気の合ったところも見せてくれたりして。
最後にらがークラブのかけ声を３バンドのメンバー全員がステージに上がり、フロアのお客さんを含めてみんなで「LAGER！GO！」と叫んで「らがー祭り」はめでたく大団円と相成りました。