C/W DRAGON SOUL HEADZ,road hog,INDIAN COLT
2002年最初のライブはホームグラウンドのLa-mamaから。今回は全４バンドの出演で、G.D.は最後の出演。定刻通りには始まったのだが、G.D.の出番がまわってきた時にはもう１０時近かった。それでもフロアにはたくさんのお客さんが残っていて、G.D.の出て来るのを待っていた。ふと見回すと、出演の終わった他のバンドのメンバーの顔も見られた。
そして、G.D.のライブが始まった。１曲目のイントロが始まったところで、JOEさんが叫んでいたが、音にかぶって聞き取れず、残念。新年早々聞き逃すとは、不覚である。１曲目、年越しライブでJOEさんが言った「風向きを変えましょう！」ということからか、「風向きは変わる〜I'll take a chance〜」を持って来た。そしてそのまま、勢いは止まることなく、ROCK'N ROLLが続く。最後まで残ってくれてありがとう！と新年の挨拶をさらりとこなし、またまたROCK'N ROLL！「MONKEY-TRICKS」から「枯れた桜の木の下から」は曲間を空ける事なく、続けて演奏。自然で違和感まるでなし。かっこ良すぎ。
２回目のMCでは、まずは「俺達ももちろんかっこいいけど、今日の君らもかっこいいです」とJOEさんからお誉めの言葉を頂いた。そして、次のライブの告知。２月の２回のワンマンライブのお知らせとその後の予定。予定なのか...？２月のワンマンが終わるとしばらくライブがないと聞かされる。JOEさんいはく。「旅に出る」からだそうだ。ただこれはHARA-chanは初耳のようで「え？旅？」と真顔で聞き返していた（笑）。「またアメリカにでも行こうかと思って」とJOEさん。「2/9の後は４月くらいまでやりません。ちょっと外人になってきます。」とのこと。ここでまたまたHARA-chanが「誰が？」と突っ込み、JOEさんが「俺が」と。HARA-chanはま
たしても「は？」頭の上にクエスチョンマークが見えそう（笑）。するとJOEさん、笑いながら「今年はタイ人になろうかなと。」さて。真偽の程は如何に（笑）。「ということなので、お見逃しなく」とはライブのことです。
「今日は３５分１本勝負なので、乗り遅れないように」と始まったのは久々の「夢がねじれた悪漢たちよ」だった。びっくり。いや、びっくりする間も惜しんで身体が動く。忘れてないです。このリズム。このメロディー！３５分１本勝負の後半は、たたみかけるようなROCK'N ROLLの応酬。これは気持ち良いことこの上なし！最後は「ロックンロールの自殺者」で幕。サンキュー！バイバイ！とJOEさん達がステージを去って行く後ろ姿にもうアンコールの拍手が沸き起こる。時間も遅かったので、まさかやってくれないのでは？と思った頃、DEBU-chan登場。いきなりステージ中央で「今年も行くぜ！」と跳ねる、跳ねる！
JOEさんの「やりますか？La-mama、いいですか？だいぶ押してますけど、調子に乗ってやります。」という言葉に盛り上がる。「来てや、１日な。」と念を押すように言うJOEさん。大丈夫、行きまっせ！予定にはもう組み込んであるし！「曲とか知らなくても.....腰振って下さい。腰、エロっぽく。」とここでいきなり今年のテーマの発表となった（笑）。「今年のテーマは『エロ』です。」発表後、すかさずHARA-chanが「そんなテーマ、嫌じゃ！」と反論。JOEさんも間髪入れず、HARA-chanに向かって、「（その）まんま、『エロ』じゃん！今年は原君を見習ってエロく...」と言うと、「おう！頑張れ！」と早くも師匠振りを発揮。
そして、「エロいロックンロールを！」ということで「RELATION」と「BAD IS FUN」の２曲を聴かせてくれた。バイバイ！と終了したのはもう１０時半をまわっていた。新しい年、初のライブは短い時間の中、これでもかとかっこいいロックンロールを聴かせてくれた。始まりに相応しい勢いのあるライブだった。最初からこんなに楽しくて良いのだろうか。
「今年のテーマは『エロ』」ということで、足腰立たなくなる程、今年もロックンロールに浸らせて欲しいと思った。