C/W SPARK SPARKS / 監獄ロック / MILK☆STAR
早いもので、"CHERRY BOMB NIGHT"も９回目を迎えた。今回はグラムな雰囲気のMILK☆STAR、JOEさん自身がとてもとてもファンである監獄ロック、そしてこのイベントではもうお馴染み、いつも元気いっぱいのロケンロールを聴かせてくれるSPARK SPARKSの３バンドが出演。監獄ロック、とてもカッコよかったです。もうね、最初の音でガツーンとヤられました。そこからはもう、スッゲー！かっこいい！の連発。以前に見る機会があったにも関わらず、それを見逃していたのでそれを思い出して、非常に悔しい思いをしました。そして、SPARK SPARKS。前回「CHERRY BOMBER」なる名言を吐いた井田君（ベース）は、今回、裸の胸に『祝 来店』とマジックで書いて来てくれました。身体張ってます。さすがCHERRY BOMBERを自称するだけあります。
さて。前出３バンドの演奏が全て終わり、いつものSEが流れいよいよG.D.の登場。メンバーが次々とステージに登場。そして最後にJOEさん。「地下室の伝言（DEAD・TIME・BLUES）」のイントロが流れる。今まで出演んしていたバンドを十分に楽しんだせいか、とても楽しそうに登場。最初からこれでもか！という感じでROCK'N ROLLを聴かせてくる。そして、ようこそCHERRY BOMB NIGHTへということで、今回は早めのメンバー紹介が始まった。すみません、今回笑わせて頂きました。だって...他のメンバーは普通に紹介したのにHARA-chanだけ『ダンシング原敬二！』。確かに華麗に踊るギタリストです。そして、自らを「おしょうさん（監獄ロック）からROCK'N ROLLを教えてもらって、SPARK SPARKSにROCK'N ROLLを教えている、俺がJOEです」と紹介。思わず頭の中で相関図を思い浮かべました。それから話題はいきなり変わり、ビートルズの話に。今まであまりビートルズの話は出なかったのだが、それはあえて話さなくてもという感じだったのかな。みなさん、大好きだそうです。中でもJOEさんが一番最初に買ってもらったEP盤はビートルズの「SHE LOVES YOU」だそうだ。テレビCMの映像がとても衝撃的でその音楽に使われていたそうだ。そのCM映像をJOEさんが再現するというおまけ付き。サビだけだと思ったらフルで演奏してくれて、その後も「A HARD DAYS NIGHT」も演奏。何だか思い掛けないプレゼントをもらったようで嬉しかった。それからビートルズに影響された、ビートルズのPOPさが出ている曲ということで「LULA」が続いた。
後半戦に行く前のMCは、衣装の話から年令の話へ。ここはJOEさんとHARA-chanの会話形式でお楽しみ下さい（笑）。
HARA-chan「すっごいシャツ着とるね」（革ジャンを脱いだJOEさんを見ての一言）
JOEさん「また買うてもうた（笑）」
HARA-chan「黄色と赤...」
JOEさん「４０男の生きざまを見したるんや！というてもまだ４０ちゃいまっせ」
HARA-chan「手は届いているけどね」
JOEさん「そう、ここらへんに、ね。年を取る程ハデ好きになります。だんだんグラムロックになってくか？髪の毛があればの話しやけどね（笑）」
HARA-chan「大丈夫、大丈夫（笑）」
そんなこんなで後半戦に突入。HARA-chanのカウントで「Don't Be Cool Down」が始まる。この先のラインナップは何て言うか...楽しかった。めっちゃ楽しかった。元来理屈っぽい人間なんですが、この時は「音楽って理屈じゃない」とこれまた理屈っぽく考えてました（笑）。いや、でもね。身体が自然に動く。リズム刻んでるし。一緒に唄ってるし。これらをせずにはいられない状態。そんなこんなで記憶が飛んでます。楽しかったということしか覚えてないです。
そして、ラストは「枯れた桜の木の下から」。下のset listに何故『あるいはアンコール？』と書いたかと言うと...JOEさんが「アンコールです」と叫んだから。JOEさんの意見を尊重、ということで（笑）。で、終わってメンバーがステージを下りるとアンコールの声がかかった。まさか、今のでアンコールはやらないのでは、という不安を感じる間もなく、メンバー登場。そして、JOEさんが「ありがとうね」と話し始めたのはチラシの話し。何の話やろ？と聞いているとどうやら自分の店の割引券を混ぜておいたとのこと。今年で３周年だそうだ。JOEさんいはく「これでも青年実業家」だそうだ。「来たい人は飲みに来て」ということだが、「変な酔っ払い」と「ミーハー」はお断りだそうです。で、夜９時から開いてますと言ったとたん、HARA-chanが「９時から開けてるのか？」と疑いの眼で見ると...「開けてるで〜」とJOEさん。ちょっと自慢気でした（笑）。そして「マジメなんだ〜」とHARA-chanに言われ「ハイ、割と」とJOEさん。と、こんな風にJOEさんのマジメさを感じつつ（？）ステージは進み、JOEさんが前出のバンドのボーカルを呼び入れた。どうやらセッションをするらしい。まずはMILK☆STARからミッキー、SPARK SPARKSから椿くんが登場。JOEさんを入れて３人で「ROCK'N ROLL WIDOW」を唄う。これも楽しそうやったなぁ。
そしてあっという間に１曲終了。２人がステージを下りると今度は監獄ロックのおしょうさんを呼び入れる。これがまた、呼び入れる時からJOEさんはめっちゃ嬉しそうで。「師匠」と呼んでました。そして呼ばれて出て来た「なにわのロックスター」おしょうさんはめっちゃカッコよかった。JOEさんいはく「ブライアン・セッツァー・オーケストラ」よりも「このおっさん」の方がカッコ良かったということです。２人で「ヘイ！タクシー」を唄う。途中、おしょうさんがかぶってきた帽子をマイクスタンドに引っ掛けるとJOEさんがそれを取り上げ、とても嬉しそうにかぶっていたのが印象的。ホンマに好きなんやなぁと思う瞬間。その後もおしょうさんはギターを背中にまわして弾くなど、とても魅せてくれました。そんなに長くない曲なのに、後で思い起こしてみるとあんなこともこんなこともと色々と浮かんでくる。
セッション２曲で今回のCHERRY BOMB NIGHTは全て終了した。楽しい時間というのは終わってみるとあっという間で、時計を見ると１０時半をまわっていた。本当、驚くばかりである。
次のCHERRY BOMB NIGHTの開催時期の発表はなかったけれど、また近い内に開催してほしいものである。次は１０回目。すごく期待してるんですが...とりあえず、お疲れさまでした！