C/W NEW ROTE'KA / CHARISMA / Despair / Eden
約１０年ぶりの徳島だそうだ。地元バンドのおかげか、高校生が多かった（制服着てるのでね、わかります）。まわりは女子高生ばかりという、近年稀に見る状況（笑）。彼女達は１０年前はJOEさんの言うとおり子供でしたね。当たり前だけど。あぁ、１０年って長いです（笑）。
「初めまして！楽しんで行くぜ！」のJOEさんの声でライブは始まった。ステージの上のG.D.は、久々の地でライブすることを喜んでいるようで、終止笑顔。特に緊張するようでもなく、余裕すら感じさせるステージを繰り広げる。１０年前というと、ちょうど１曲目の『馬鹿馬鹿しいだろ』の入ったアルバム『トラベリンバンド』をリリースした頃だろうか。「馬鹿馬鹿しいだろ」のギターのイントロはいつ聴いてもかっこいい！
３曲目の『地下室の伝言』ではJOEさんが客席フロアに「緊張せんでええからな」と呼び掛けていた。自分も含めたお客さんの方が緊張してたかもしれない（笑）。
短いMCの後、またまたノリの良い曲が続く。そして、その合間合間に「楽しんで帰ってな」等等、気遣いを見せていた。「Working Dreamer」で飛び跳ねた後はグルービーな「枯れた桜の木の下から」が！今さらながら、同じバンドとは思えない幅の広さを感じさせてくれる流れだ。「枯れた桜の木の下から」は最近聴く機会が増えたので嬉しい１曲だ。
そして、本日２回目にして最後のMC。残念だけど、仕方ない。何せこの後２バンドが控えているのだから。ここでJOEさんがG.D.というバンドがどんな感じのバンドかを徳島のお客さんに説明したのだが、それがあまりにいい得て妙なので（笑）。「NEW ROTE'KAよりゆっくりで、CHARISMAより大人しいバンドです」う〜ん。いいとこ突いてます（笑）。そして四国の印象やら食べたラーメンがおいしかった話しなどをしてキャロルの「憎いあの娘」をカバー。最近、こういう感じの曲ってないから、新鮮に感じられたのではないだろうか。どうでしょう？女子高生の方々。１０年前にすでに大人だった自分としてはちょっと気になったりする。そうそう。女子高生にばかり気を取られてはいけない。男の子が１人、最前列のHARA-chan側で大盛り上がりだった。待っててくれたんだね〜と思わず見ていて頬が弛んだ。もう、ステージかぶりつきで見てた。HARA-chanが前へ出て来ようものなら自分もまた前に乗り出して、それはもう元気だった。何だかとても嬉しかった。こちらも負けじとHAKUEIさんのギターソロではわーっと盛り上がってみる。
ステージの上では終止にこやかなG.D.。これはもう最高！飛行機に乗って徳島まで行った甲斐があったというものです。あ、ちょっと難を言えば...HAKUEIさんのちょうど頭の上に天井の梁があって、それが結構低い位置だったので、頭をぶつけやしないかとヒヤヒヤしたものでした。HARA-chanなら確実に、ジャンプ１発決めるまでもなくぶつかってる。
ライブが始まる前までは結構寒かったのに、途中からもう汗が額から流れ落ちる程に！終わる頃には汗だくになってた。この後にまだNEW ROTE'KAとCHARISMAのライブがあるのだ。この２つのライブも楽しかったのだが、それはまた別の機会に...。
「また来ます！」「覚えといて下さい！」と次回へと続くようにJOEさんがメッセージを残し、ライブは終了。熱かった。
短い時間ではあったけれど、全１１曲、最高にかっこいいROCK'N ROLLを聴いた。
G.D.FLICKERSのみなさま、長旅ご苦労さまでした。