C/W CHARISMA
東北２DAYS。盛岡KD-HALL。雑居ビルの地下へ下りて行き受付を過ぎると工事中と思わせる内装（？）。もしくは本当に工事中。壁はコンクリートの打ちっぱなし。床は何やら板張りのところも。でも、ステージは割と奥行きもあり、広くて、そして、高さもそこそこあったので、見やすかった。
今回は前日の山形と打って変わってCHARISMAと２バンドのみの出演。これは嬉しい。なんたって、曲数も増えるし、MCも多くなるから。
JOEさんの言うことには、なんと８、９年振りの盛岡だそうで、最初はちょっと緊張気味かなという感じがした。でも、途中、男の声で「かっこいい！」という声援がとんだ時には、JOEさんを始め、メンバーみんな嬉しそうだった。最初のMCの言葉通り、たくさんの曲が用意されていて、久しぶりの東北ライブへの意気込みが感じられた。「夢のナイフで」が終わっての２回目のMCでは、「慣れないっていう雰囲気が伝わってきますね」「遠慮はいりません。」「ロックンロールバンドなので、楽しく行きましょう」等等、初めてG.D.を見るお客さんに気遣いを見せていた。
そして、ここ盛岡でもやはり東北出身のHAKUEIさんが歌う。その紹介をJOEさんがする時に「ま、拙い歌ですけど」と言うと、HAKUEIさんが「はい、すみません」と応えていたのがおかしかった（笑）。そして、歌い終わった後にはJOEさんからお誉めの言葉（？）が。「拙い歌だったけど、今日は良かったね」と。するとHAKUEIさん「あるがとうございます」。そしてそれから、東北へなかなか来られなかったと言った時に、男の声で今度は「待ってたよ！」と。それにありがとうと応えるJOEさんの声は、またまた嬉しそうだった。そして、静かな曲をということで「裏切リニ包マレテ...」を。それから「Don't Be Cool Down」〜「MONKEY-TRICKS」と続くのだけれど、９年前といったらちょうど「STANDARD2」が出た頃で...もうそんなに経つのかと、あらためて時間の経過を実感した。
それから、JOEさんは登場時にはしていなかったバンダナを途中から着用。MCでちょこっと触れてましたが、気になるお年頃だそうです。そんなことないのにね。HARA-chanに「もう、ええっちゅうねん！」と話を止められてた（笑）。そこで後ろからDEBU-chanが「盛り上がってますか？！」と声をかける。それに、拍手と声援で応えると、「やる気あるじゃん！」とのお言葉（笑）。そしてJOEさんがメンバー紹介を始めた。「ドラムス！DEBU！」今回は山形のように注釈無し。「２年程前に加入しました。たぶん、一緒にここ（盛岡）のステージに立つのは初めて。紹介します。ベース！MARRY！」と盛岡のお客さんにMARRYさんをお披露目。そして、「ギター！原敬二！」との紹介に、フロアからまたまた男の声で「かっこいい！」と。これにはJOEさんもHARA-chanも笑顔で「いい！」と応えていた。そして、「山形出身のHAKUEI！そして、俺がかなり有名なJOEです！」と。前日の「ちょっと」から「かなり」に昇格してた。そして「BAD IS FUN」へ。もう、聴き慣れてきた曲なんだけど、場所が変わると、そして、続く曲が変わると、曲の印象も違ってくるんだとまたまたあらためて実感。「もっとやさしく」で終わり、ステージを去り際にJOEさんが言った「サンキュー！ありがとな！」の一言が、短いけれどとても心に残った。
東北２DAYS、本当に楽しかったです。