今年に入ってから数回目かの大阪。約３ヶ月振りのNEST SALOONである。１曲目の「HEY! BAD-FRIEND」は、大阪で聴くとG.D.が「ただいま！」と言っているようで少し羨ましい気がする。２曲目の「PUSSY CAT」が終わり、今回はワンマンのせいか、ちょっと長めのご挨拶代わりのMC。お盆に重なったせいか、ちょっと少なめのお客さんについてのミニコント（？）。JOEさん「君たちが渋滞でハマってた時にすれちがってたかもしれないねぇ」HARA-chan「なるほどねぇ〜」JOEさん「なんで東京行くねん！」こんな感じで始まりました。で、JOEさんが急に話題を変えてHAKUEIさんとMARRYさんに向かって一言。「君らそれお揃いのシャツですか？」はっとして良く見ると、なる程。確かにそう言いたくなるようなシャツを二人で着ている。HAKUEIさんもボソっと一言。「かぶってる（笑）」で、また話の鉾先はHARA-chanへと向かいます。JOEさんがHARA-chanに向かって「なんでそんな君、軽い格好してるの？」HARA-chanの答えはいたって簡単明瞭。「イヤイヤ夏だし」JOEさんもこれには「...ま、ええか」そしてまたHAKUEIさんに話を戻して話し掛けるJOEさん。「それ、わざと揃えたの？」HAKUEIさんは「う...うん」と答えながら苦笑いしてました。絶対違うでしょう（笑）その苦笑いが何よりの証拠（笑）。で、もうそろそろ曲に行くかなと思いきや、今度はJOEさん、最前列にいた小さな女の子に目をつけます。何を言うのかと思ったら...「あれ、原くんの子供？」HARA-chanもノってきて「お父ちゃんやで〜」とにこやかに手を振っていた。なかなかにアットホームな場面でした（笑）。
「SECRET GAME」の時のこと。JOEさんが各パートソロの時にメンバーの名前を呼んだりする時がありますが、今回はこんな感じ。「ギター！HAKUEI！めちゃくちゃ上手いやろ！」「ギター！原敬二！めちゃくちゃ背が高いやろ！」でした。なんで「背」やねん！（笑）この件につきましては後程、MCの時に説明がありましたが。
２回目のMCは、JOEさんが出演した舞台の話し。大阪からも結構見に来ていた方々がいて驚きました。今回のNESTにはその時の舞台を演出された「南河内万歳一座」の演出家、内藤さんと、同じ劇団でまたdaminの舞台で共演した俳優さん達 数名も見に来てくれていました。良い方々です。で、JOEさんは今回の約６年ぶりの舞台出演がなかなかに新鮮だったらしくまた機会があれば「主役で」出たいと言ってました。そしてそういう話しから、「今度、五人で劇団つくろうか...」と。そこですかさず演出家の内藤さんが「俺が演出してやるよ！」と。この際、JOEさん以外のメンバーの意向は置いておいて、楽しみにしてます。内藤さん、よろしくお願いします。ぜひ実現を！（笑）２回目のMCの後は最近大阪でしか聴けなくなりつつある「古きドリアン・グレイに」から「裏切リニ包マレテ（Standing in the rain）」へ。思い出したくはないけれど、つい昔を思い出しかけたりします。ちょっと感傷的になってしまう曲。
３回目のMCはライブの告知。次のNEST SALOONは１１月２３日だそうだ。JOEさんいはく、「俺の日」だそうです。HARA-chanの誕生日の１０日後なので「俺の日」だとのこと。すごい理屈です（笑）。でもって、「末広がり」だそうな。もう、言ったモン勝ちです（笑）。で、途中で子供の声が聞こえ、それに反応したJOEさんがその子に向かって「おもしろいなぁ〜、そうかぁ〜」。急に話し方が変わったせいかHARA-chanが「なんやの？」とJOEさんに聞くと、JOEさんは「俺の子」と（笑）。さっきはHARA-chanの子供って言ってたくせに〜。以下、二人の掛け合いをどうぞ。
Ｊ「俺の子！」 Ｈ「あれ？さっき俺や言うたやん。どっちや！」 Ｊ「俺やんなぁ！お父ちゃん」 Ｈ「俺や言うたやん！」 Ｊ「君の子、もっと大きいやん」 Ｈ「ああ、もうすでにな。もうそろそろコ...（高校生？）もう、ええっちゅうねん！」ちゃんちゃん（笑）
途中からその話題のお子さまはお母さんを探しに行ってしまいました。でも、次の曲が始まる頃には最前に戻って来て踊っていましたが（笑）。
やはりワンマンは嬉しいですね。曲もMCもたくさん聴けます。次から次へと繰り出される攻撃にはもう全面降伏するしかないです。ところどころハプニングがあったりして。とてもイイ感じ。「わがままARMY GIRL」ではJOEさんが歌詞を間違えて演奏を止めたり、なんてことも。唄い出しがなんか変、声が良く聴こえないと思っていたら、どうやら２番を唄っていて、そんな自分に自分が一番動揺してしまい、思わず演奏を止めたらしいです。
そしてこれはワンマンならではの４回目のMC。ここでは大阪びいきのG.D. を強調。「CHARISMA以外でこんなに大阪に来るバンド、他にはないよ」と。確かに。おっしゃる通りです。いないだろうな...このままいけば２、３ヶ月に１回大阪に行ってる計算になる。そして、今回も無事には来れなかったらしい。というか、そうだろうな、と。だって、お盆。世間一般はお盆休みというものの真っ最中。渋滞にずっぽりハマったらしい。東京からの所要時間はいつもの倍！なんと１１時間。もしかして開場が遅れたのはこの影響？ちなみにJOEさんは今回ズルして（JOEさん談）新幹線で来たそうです。次回、１１月もよろしく！とJOEさんが叫んだ後にドラムロールとギターで盛り上げる。が、しかし！「なんか中途半端な煽りやね」とのこと。で、思い出したように、HARA-chanのニューギター（白いボディーに緑のステッカー添付。アームもついている）を紹介。そのギターに対して「子供のおもちゃみたいなアームがついてます」。アームの説明に「下手なギターも上手く聞こえるやつです。」そんなJOEさんにHARA-chanからすかさず物言いが。「君何か好きなこと言ってるね」
その後にやった「風向きは変わる〜I'll take a chance〜」で、ちょっとしたアクシデント。HAKUEIさんのギタートラブル？でもあっという間に解決してしまった。何ごともなくて良かったです。で、「夢のナイフで 」からは最後まで一気に駆け抜けました。終わってステージを降りるメンバーの背中が消える間もなくアンコールの声と拍手。アンコールは２回応えてくれて、最初のアンコールは予定にない（JOEさん談）HAKUEIさんの誕生日を少し早めにお祝い。HAKUEIさんに「自分で弾きな」と言いながら「HAPPY BIRTHDAY」をみんなで唄うことに。そして、唄い終わった後にまたまたJOEさんが「じゃあ、唄ってもらおっか」と。もちろんHAKUEIさんにだ。HAKUEIさんが照れたのか、後ずさりして唄うの？といったような感じになると「予定にないんで、すみません」と言いながらJOEさん、すかさず「HAKUEIに唄ってもらいたい人！」と。唄わせる気、まんまんじゃないですか、JOEさん（笑）。かくして、予定にない第２弾、「偉い人への手紙」は唄われたのでした。HAKUEIさんは「ありがとう」と言いながらステージ中央のマイクへ。カッコ良かったなぁ。こういう予定にないことは大歓迎です。ちょっと早かったけど、こういうHAKUEIさんの誕生日を祝わせてくれたJOEさんのイキな計らいに感謝です。HAKUEIさん、お誕生日おめでとう 。JOEさん、ありがとう。ただね、HAKUEIさんの年令を４２歳って紹介するのはどうかと（笑）。そりゃあ、HAKUEIさんも突っ込むってもんです。「オイオイ」って。その後で３９歳になりますとJOEさんが言い直した時にHAKUEIさんの口が「サンキュー」と動いたのを見のがしたりはしませんでした。HAKUEIさん、あれは駄洒落ですか？（笑）
アンコール２回目はJOEさんの「やりますか？！やりますか？！」の声とともに始まった。「PINK-HIP-GIRL」と「someday」。ラストはなんかヤラレタ！という感じ。ラストはこの曲！と考えていた曲があったわけではないが、somedayとは思わなかったので、なんて言うか、ワクワクしていた。やってくれるねぇ〜って感じでしょうか。
こういう気持ちに最後の最後にさせてくれるなんて、本当に侮れないライブバンドです。
次はLa-mamaでワンマン！否が応にも盛り上がるこの気持ち、責任取っていただきたいです（笑）。