大阪である。ワンバンドオンリーである。行かねば！ということで、さくねんの１０月に続き来てしまった。だって、ワンマンだし、土曜日の夜だし。これは行くしかないでしょう？
で、ワンマンライブ１曲目はなんとHAKUEIさんの歌う「偉い人への手紙」。JOEさんを除くメンバーがステージに上がって最初の音を出した時は驚いた。そうくるか！って感じ。最初のパートは４曲。挨拶代わりの短いMCを挟んで次は３曲。ここでは大阪初披露の新曲「A JADE BLUES」を唄った。この曲はもう大好きで、全体的にも好きなんだけど、特に、間奏部分が好き。ギターの重なるところ、ベースライン。いつもここにくると背中がゾクゾクしてくる。あまりのカッコ良さに叫びたくなる（時々叫んでます。周囲の方うるさくて、ごめんなさい）。アレンジを施された「JULIA 」の後に２回目のMC。ここでは、どうやらL.A帰りらしいJOEさんの土産話しで笑わせていただく。JOEさんからメンバーへのお土産は、（メキシコまで足をのばしたそうです。）一人胡椒１本のみ。レモンペッパーをもらったHARA-chan、おいしかったそうです。それからDEBU-chanのTV出演や焼肉の話しなどを少々。最近、DEBU-chanが稼いでいるので、よく焼肉を食べに行くそうだ。そして良く笑った後には「裏切リニ包マレテ 」。このギャップがなんとも言えない。なぜ、あんなに笑わせた後にこの曲を唄える？いつも不思議に思うけど、お客さんもそこは慣れたもので、シンと静まり返り、聴く体制にすぐに入るし。ここはやはり、聴き惚れなくてはね。で、終わって一言。JOE：「間違えないで良かった」HARA-chan：「長いんだよ、これが」...いや、つくったのはあなた達だし...思わず笑ってしまった。だって、本気っぽかったから（笑）。
次のパートは元気の良い曲。「It's Not Late」も唄ってくれて、今回は２曲も新曲を聴けて嬉しかった。
そしてこの日４回目のMCでJOEさんに発破をかけられる。盛り上がってないわけじゃないけど、やっぱりせっかくのワンマンだし、もっとお互い楽しもうぜってこと。楽しめるだけ、楽しまないとね。
本編最後のパートは、これもう弾けなくちゃウソでしょうという選曲ばかり。「G.D.RADIO」は、メンバーの「G.D.RADIO！」とシャウトするところから始まって、すごいカッコ良かった。煽られてるっていうのかな。いつもより叫んでいた（笑）。ラストの「ロックンロールの自殺者」。これも大好きな曲の一つ。思わず熱唱。シャッターを切るヒマもないくらいに踊る。
唄い終わると「バイバイ、じゃ、またな」と言ってJOEさんはステージを降りて行った。
アンコールは全部で３回。笑いの絶えないライブで、しかも決めるところ（歌）はきっちりと決めて見せる。さすがと思わせるっていうか、そんなことは後で「ああ、そうか」と思うのであって、ライブ中はただひたすら楽しいだけなんだけど。他のことなんか考えてるヒマはない。
それから今回は、知らない内に大阪まで来ちゃった人がいた（笑）。エクスタシー・レコードのアンドウさんだ。前日にJOEさん達と飲んでいたらしく、酔っぱらって、「G.D.と一緒に大阪行っちゃおうかな」と言っただけで、DEBU-chanに車に運び込まれて連れて来られたとか（笑）。で、ライブ当日が誕生日だということで、JOEさんがステージに上げて、みんなで「おめでとう！」。KYON KYONのような彼女ができるよう、祈ってます。
２回目のアンコール中、唄っているJOEさんのシャツがはだけて、肩が見えた。そこには見なれないタトゥが...HARA-chanもそう思ったらしく驚いた顔をして、ステージ中央から下がっていくJOEさんのシャツをめくり上げていた。ステージで驚かせようとして、メンバーには内緒にしていたらしい。JOEさん、なかなかお茶目である。L.A.で彫って来たそうだ。GUN'S & ROSESに彫った人に彫ってもらったそうだ。あと、へそにピアスを開けていた。これはお腹が出ないように腹に気合いを入れる為とか。この夏は”セクシー・ダイナマイト”になるそうだ。３回目のMCでそう言っていた。でも、JOEさん。セクシー・ダイナマイトって...今年の夏が楽しみです（笑）。
あと、忘れてはいけないのがこの言葉。「老いてなお盛んに！」なので、今後のライブは昨年以上に楽しみです。
そうして最後は「BORN TO LOSE」で新年最初のライブは幕を下ろしました。