11/18（土）　渋谷La-mama
FUZZ raider ACTION 〜2DAYS〜
c/w Thumb Up Boys

第１回リクエスト曲完全Featuring Live (by JOE)

　10月にはこれでもか！というほどあったライブも11月はこんかいの1本だけ。これはもう、気合いが入るってもんです。（笑）ということで、La-mamaに出演時間の確認なんかしちゃったりして。遅れないようにしないとね。で、フィルム等の買い物を済ませてLa-mamaについてのが開演15分前くらい。入り口で気付いたのだが...今日の出演は２バンドだけらしい。その瞬間思ったこと。「フィルム買い足しといて良かった。」「時間が長くなるね♪」これは嬉しい。そして、発熱の為、急遽来れなくなった友人のことを思う。可哀想に。
　G.D.FLICKERSは、La-mamaのお兄さんが言った通りのだいたい8時30分頃に始まった。前のバンドのお客さんも結構残っていて、なかなか良い感じ。早く始まらないかな、と早くもそわそわし始めた。いつものSEが流れて来ていよいよメンバーの登場！会場は一気に盛り上がる。１曲目はなんと「Paradise Of Rockin' World 」。懐かしい！この曲を最初にもってくるなんて、何年ぶり？2,3曲目は最近はもうお馴染みの曲。そして、MC。JOEさんいはく今回は、「第１回リクエスト曲完全Featuring Live」だそうだ。ちなみに第２回は12/2のLa-mama。ここでは、JOEさんが初めてみるお客さんにご挨拶という感じ。ちょっと短かめのMCでした。そして、次に唄うHAKUEIさんを紹介してステージを降りる。入れ代わりにHAKUEIさんがステージ中央へ。ちょっとばかし、照れているように見受けられました。緊張してるかな？で、迫力いっぱいに「偉い人への手紙」を唄い切ると、JOEさんと交代して、定位置へ戻る。次は「JULIA 」。このアレンジがそれはもう、カッコ良かった。サビのJOEさんの唄だけのところ、いいですね。惚れ惚れしちゃう。決めるところはビシっと決める。もう、かれこれ十数年前の曲なのに、古さを感じさせない。HARA-chan、天才！って心の中で思いました。もう、会場は大盛況。うれしい悲鳴を上げっぱなしでした。
　「JULIA」が終わって、ここで２度目のMC。JOEさんが「JULIA」の説明をしてるところで、HAKUEIさんがぼそっと、でも近くの人間には聞こえる位の声で呟いていた。「はぁ、緊張した。」...何とおっしゃいました？状態です。周りは。（笑）ただ、本当に緊張してたみたいで、それがまたおかしかったのだけれど。きっと心からの言葉で、周囲に聞こえるとは思ってなかったんだろうな。でも、HAKUEIさん、カッコ良く唄ってましたよ。また唄って下さい。
　で、MC。要約すると髪を切りにいったら店の親父さんに切られ過ぎたという話しなんだけど、これがまたおもしろい。さすが、ラジオのDJをやっていただけのことはあります。あと、HARA-chanの突っ込み。ちょっと再現すると...JOE：「パーマ屋に行ったんですわ」HARA-chan：「おっちゃんやねぇ」、JOE：「不揃いのシャギーの店って書いてあって...」HARA-chan：「下手なだけじゃないの」等々。かけあい漫才と化していく。JOEさんが「昔はよく、マイケル・モンローの写真を持って行ったけど、絶対にマイケル・モンローにならない」とか。全部再現できないのが残念でならない。
　今回は時間が長かったので、MCの時間も長かった。いつもの倍くらい笑わせてもらいました。JOEさんも「久しぶりに長くて嬉しい」って言ってたし。私も嬉しかったです。
　そして、おもしろいMCの後には「裏切リニ包マレテ(Standing in the rain)」。いつも不思議に思うのだが、何故、あんなに笑わせた後にこういう雰囲気の曲が唄えるのだろうか。ライブハウスの雰囲気がガラっと変わる。続いて「LONELY GOOD DAYS 」。静けさが広がって行く。みんな聴き入ってるから。
　そして、またまたMC。JOEさんが「久しぶりだね。裏切リニ包マレテ 」というと、HARA-chan「長い曲だね」、JOE「あんたがつくったんじゃない」HARA-chan「クドイね」もう、二人には終止笑わせられっぱなしでした。それから今後のライブの告知。12月はたくさんあります。でもね、JOEさん。目黒鹿鳴館を”メタルの殿堂”って.....今でもそういうの？（笑）あと、詳細はまだ決まってないようなんだけど、12/31にLoftとLa-mamaに出演するようです。しかし、年頭のJOEさんの宣言通り（2000年はたくさん働く！）、たくさんライブしてくれましたね。まだ後5,6本残ってるし。などと感慨にひたっていたら、またまたJOEさんが宣言。「まだまだこんなもんじゃ終わりません」「来年は20本位増やします。」会場はまたもや興奮状態。有言実行だから嬉しいですよね。
　それから、ライブをやっていて嬉しいと言ってました。こういう風に言ってもらえるなんて、ファン冥利につきますね。ますますライブに行くのが楽しくなる。ライブをたくさんやって、JOEさんの大好きなメンバーと楽しいお酒を飲んで下さい。
　さてさて。MCの次はなんと新曲！「A JADE BLUES 」これがまた、カッコ良い曲で...（大阪でやったのとはまた違うのです）間奏なんかはもう、鳥肌たつかと思ったくらい。MARRYさんとDEBU-chanがベースラインを渋くキープ。そこへHARA-chanのギターソロ。かぶさるようにHAKUEIさんのギターがのってくる。ここまでで充分ドキドキしてきてるのに、そこへJOEさんのボーカルが入って来る時にはドキドキも最高潮！って、全然わからないですね。（笑）一度聴いていただければ、この興奮をわかっていただけるのではないかと思ってます。
　それから「BAD IS FUN」が続き、最後の「PINK-HIP-GIRL」まで一気にもっていかれた。この疾走感、好きです。全然「初老」じゃないです。演奏終了後、メンバーがステージから姿を消してすぐにアンコールの声と拍手が起こる。待つことしばし。再びステージに上がってくれました。
　JOEさん：「最近、La-mamaにも慣れてきたので、柱も気になりません。」HARA-chan：「めちゃくちゃ気になっとるやん」はい、私もそう思います。
　アンコールはロックンロールを、ということで下記の２曲。怒濤のように演奏してステージを降りて行きました。で、またまた、アンコールの声。客電がついたにもかかわらず、やまないアンコールの声に再び応えてJOEさんが出て来てくれた。でも、他のメンバーが後に続かない。何故？と思っているとJOEさんが、メンバーが楽屋にいないので今、呼びに行ってもらってるからもうちょっと待って、と。待っている間にJOEさんのお話。飽きさせないです。そうこうするうちにメンバーが登場。何故かDEBU-chanはフロアの中央を通ってステージへ。メンバーが揃うとLa-mamaの方達へ「ちょっとだけ」と言って「BORN TO LOSE」を演奏。そして「どうもありがとう、またね」と言ってステージを降りて行った。
　今回も本当に楽しいライブでした。リクエスト曲をやってくれたこともあるけど、何よりもメンバーがみんな楽しそうにしているのが伝わって来て見ている私も楽しくなる。相乗効果っていうのかな？こういうライブが続くので、ライブ通いはやめられない。
　次のライブもまたLa-mamaで第2回リクエスト曲完全Featuring Liveだそうですが、今からどんな曲をやってくれるのか、楽しみです。